約定拒否

よみかた:やくじょうきょひ

約定拒否とは、FX取引において注文を出したにもかかわらず、その注文が市場で成立しない(約定しない)状態のことを指します。
特に成行注文や指値注文の執行時に、システムや相場の状況によって注文が通らないケースが該当します。

この現象は、相場の急変動時や流動性が極端に低下した場面で発生しやすく、価格が急に飛んでしまい、注文が提示されたレートで処理できないことが原因です。
また、取引サーバーの混雑や、FX業者の内部的な約定ルールによっても約定拒否が起こる場合があります。

特にディーリング・デスク(DD)方式を採用している業者では、顧客の注文に対して業者自身がカウンターパーティーとなるため、リスク回避を目的として意図的に約定拒否を行うケースも存在します。
このため、約定力の高さや透明性を重視するトレーダーは、NDD方式の業者を選ぶ傾向があります。

約定拒否が頻発すると、タイミングを逃して利益を得られなかったり、損失を拡大してしまう可能性があるため注意が必要です。

初心者は、注文方法や市場の状況に応じてリスクを把握し、できるだけ信頼性の高いFX業者を選ぶことで、約定拒否のリスクを最小限に抑えることができます。


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