フラッシュクラッシュ
ふらっしゅくらっしゅ
フラッシュクラッシュとは、短時間のうちに相場が急激に暴落し、その後すぐに元の水準近くまで回復する現象を指します。
「一瞬の暴落」とも言われ、為替市場や株式市場などで突発的に発生することがあります。
フラッシュクラッシュは、主に流動性の低下やアルゴリズム取引の連鎖によって引き起こされるとされています。
市場参加者が少ない時間帯や、突発的なニュース・誤発注などが引き金になることもあります。
代表的な例としては、2019年1月3日に起きたドル円・豪ドル円の急落があり、早朝の流動性が低い時間帯に一気に数円下落し、すぐに戻すという典型的なフラッシュクラッシュが発生しました。
このような現象は予測が困難なため、ストップ注文の設定やロット管理など、日頃からのリスク対策が不可欠です。
特に初心者は、相場の急変に巻き込まれて大きな損失を出さないよう、慎重な取引を心がけることが大切です。