陽線つつみ

よみかた:ようせんつつみ

陽線つつみとは、チャート分析におけるローソク足のパターンの一つで、前日の陰線(終値が始値より低いローソク足)を、次の日の大きな陽線が完全に包み込むように出現する形状を指します。
英語では「Bullish Engulfing(ブルリッシュ・エンガルフィング)」と呼ばれ、上昇への転換サインとして注目されるローソク足パターンです。

このパターンが現れるのは、主に下降トレンドや調整局面の終盤であることが多く、反転の初動を示す可能性があると判断されます。
特にサポートライン付近で出現した場合、信頼性の高い買いシグナルと捉えられることがあります。

陽線つつみでは、2本目の陽線の始値が前日の陰線の終値よりも低く始まり、終値が前日の始値よりも高く終わるのが特徴です。
つまり、前日の値動きを完全に覆すほどの強い買い圧力があったことを意味しており、マーケットの流れが変わった可能性を示唆します。

ただし、陽線つつみが出現したからといって必ず上昇するとは限りません。
他のテクニカル指標やチャートの形状、出来高などと組み合わせて総合的に判断することが重要です。

初心者は、陽線つつみの形を過去チャートで繰り返し確認し、その出現後の相場の動きがどうなったかを検証することで、トレードに活かせる実践的なパターン認識力を養うことができます。


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