陽線・陰線

よみかた:ようせん・いんせん

陽線・陰線とは、ローソク足チャートにおいて、その期間中に価格が上昇したか下降したかを視覚的に表すための基本的な要素です。
FXや株式、先物など多くの金融市場で使われており、相場の勢いや方向性を判断するうえで欠かせない指標となっています。

一般的に、始値より終値が高い場合は「陽線」となり、価格が上昇したことを示します。
ローソク足では、白や緑など明るい色で描かれることが多く、買い圧力の強さを表現します。

逆に、始値より終値が低い場合は「陰線」となり、価格が下落したことを意味します。
こちらは黒や赤などの色で表され、売りが優勢だったことを示しています。

陽線・陰線の長さや形状から、相場の勢いや反転の兆候を読み取ることも可能です。
たとえば、長い陽線が連続すれば強い上昇トレンドを示唆し、十字線のようなローソク足が出現すれば迷いや転換のサインと解釈されることがあります。

初心者はまず、陽線・陰線を正しく理解し、それぞれのローソク足が形成された背景を考察するクセをつけることが大切です。
単なる色分けではなく、市場の心理が形となって現れている点を意識することで、チャート分析の深みが増していきます。


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