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大学生でもFXってできるの?おすすめの始め方と注意点を解説

将来の資産形成や自己投資の一環として、FXに関心を持つ大学生が増えています。
しかし、実際に取引を始めるにあたっては、「学生でも本当に大丈夫なのだろうか」といった疑問や、専門知識がないことへの不安を感じる方も少なくないでしょう。

結論から申し上げると、大学生であっても、適切な知識と準備をもって臨めば、FX口座を開設し取引を行うことは可能です。
この記事では、大学生がFXを始める際に知っておくべき基礎知識から、適切な始め方、さらにメリット・デメリットや注意すべきポイントについて丁寧に解説します。

大学生におすすめのFXの始め方

大学生がFXを始めようと検討した時、まず何から手をつければよいか不安になりませんか。
ここではステップごとにわかりやすく説明していきます。

デモトレードから始めてみる

大学生がFXを始める有効なステップは「デモトレード」の活用です。
仮想資金で安全に本番同様の取引を体験でき、ツールの操作や為替相場の動きを肌で感じたりするのに最適と言えます。

例えばスマートフォンを使って、授業の合間などに仮想注文を試すといった練習も可能です。

多くのFX会社がこの機能を提供しておりますが、当サイト(FXなび)でも無料でデモトレード機能を体験できるのでぜひ活用してみてください。

デモトレードの環境で注文方法や資金管理の基礎を学習すれば、実際の取引への不安を軽減でき、リスクなく実践経験を積むことができます。
デモトレードで操作感や相場の雰囲気に十分慣れたら、口座開設をして少額資金で実際の取引へ進むのが堅実な進め方になります。

資金を準備する

大学生がFXを始める際、まず、気になるのが「どれくらいの資金が必要か」ではないでしょうか。
アルバイト代や仕送りで生活している中で、「まとまったお金なんて準備できない…」と不安を感じる方もいるかもしれません。

FXと聞くと大金が必要なイメージがあるかもしれませんが、最近では数千円程度の少額から取引を始められるFX会社も多く存在します。
たとえば、1,000通貨単位での取引に対応している口座であれば、少額での運用も十分可能です。

最初から無理に大きな金額で取引を始める必要はありません。

まずはアルバイト代の一部や、使い道が決まっていない余剰資金などから、無理のない範囲で資金を確保しておくとよいでしょう。

口座開設をする

資金が準備できたら、いよいよ取引を始めるための口座開設です。
「手続きが面倒そう」「書類が多そう」と感じて、つい後回しにしていませんか?

実際は、今ほとんどのFX会社でオンライン上で手続きが完結します。
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類さえあれば、準備は問題ありません。
顔写真付きの書類は1種類、顔写真なしの場合は2種類必要になるケースが多いため、その点には注意しておきましょう。

スマートフォンやパソコンから申し込みフォームに必要事項を入力し、書類をアップロードするだけで手続きは完了。
申請から数日で審査結果が届き、承認されればすぐに取引を始められます。

口座開設自体に費用はかからないため、自分に合ったFX会社を選んで開設しておくのもおすすめです。

少額から取引を始める

多くの大学生は、FXは「まとまった資金がないと難しそう」と感じがちですが、前述の通り、実際には数千円といった少額からでも取引を始めることが可能です。

大学生の主な収入源はアルバイトや仕送りなどですが、取引に使うのは生活費や学費に影響しない“余剰資金”に限るのが基本です。

少額取引であれば、限られた資金の中でも気軽にスタートでき、リスクを抑えながら実際の取引を体験することができます。 無理のない範囲で、自分の生活に合ったペースでFXを取り組むことが大切です。

大学生がFXを始める際のポイント

「FXって面白そうだけど、失敗のことを考えるとちょっと不安…」そんなふうに感じる人も多いかもしれません。

実際、損失のリスクや税金、悪質な勧誘など、大学生が気をつけたいポイントはいくつかあります。 ここでは、FXを始める前に知っておきたい注意点をわかりやすくまとめました。

学業へ影響が出ないようにする

FXは24時間取引が可能なため、つい深夜までチャートを見てしまう大学生も少なくありません。 翌朝の授業に寝坊してしまったり、課題の提出を後回しにしたりと、学業との両立が難しくなるケースもあります。

まずは「取引する時間帯をあらかじめ決める」など、生活リズムに無理のないスタイルを心がけましょう。

また、取引のしすぎによる精神的な疲労にも注意が必要です。 勉強とのバランスを保ちながら取り組めるかどうかは、FXを長く続けるうえで重要なポイントです。 無理なく継続できる環境づくりが、結果的に良い取引にもつながっていきます。

税金が発生する可能性がある

FXで利益が出た場合、その金額によっては税金が発生する可能性があるため注意が必要です。
たとえば、アルバイトなどの給与所得がない大学生が、FXのみで収入を得ている場合、年間の利益(雑所得)が48万円を超えると、基礎控除の範囲を超えるため、原則として確定申告が必要になります。

また、こうしたFXの利益によって親の扶養から外れる可能性がある点も見落とせません。
扶養から外れると、ご両親の税金負担が増えることがあり、家計全体にも影響が出ることがあります。
自分の利益が税金や扶養にどう関わるのか、事前に制度を正しく理解しておくことが大切です。

詐欺や悪質な勧誘に注意する

SNSや掲示板で「大学生でも簡単に稼げるFX」「○万円がすぐに増えた!」といった投稿を見て、気になった経験はありませんか? こうした情報の中には、実際には詐欺や悪質な投資勧誘が含まれているケースが少なくありません。

特に大学生は、「時間に余裕がある」「まとまった資金が少ない」といった理由から、狙われやすい傾向があります。 実際に、高額な情報商材を売りつけられたり、有料の投資グループへ勧誘されたりする事例も確認されています。

「簡単に大金が手に入る」といった話は冷静に疑い、焦らず慎重に判断することが重要です。 信頼できる情報源を選び、正しい知識を身につけることが、こうしたトラブルから身を守るための最大の防御策になります。

損失の可能性がある

FXと聞くと、短期間で大きな利益を得られる可能性があると感じるかもしれません。 FXは「レバレッジ」により元手より大きな取引が可能で、短期間で利益を狙える反面、相場が予想外に動くと預けた資金以上の損失が発生するおそれもあります。

サークルの飲み会や趣味に使う予定だったアルバイト代が、為替の急変動で一気に減ってしまうことも現実には起こり得ることです。 特に経済イベント前後や取引に不慣れなうちは、感情的な判断に陥りがちです。

FXは、あくまで余剰資金の範囲内で、冷静な判断のもとに行うことが大切であると認識した上で、FXとの向き合い方を考えていきましょう。

大学生がFXを始めるメリット

FXには、学生のうちだからこそ得られるメリットがあります。
ここでは、大学生がFXを始めることで得られる3つのメリットについてわかりやすく解説します。

金融知識・経済の仕組みが学べる

FXを始めたいと考えている大学生にとって、為替レートの変動要因や世界経済の流れを実践的に学べるのは、大きなメリットです。 たとえば、金利政策や経済指標の発表、国際ニュースなど、日々のトレードを通じて自然とこうした情報に敏感になります。

講義だけではわからないリアルな経済の動きに触れながら、「なぜこの通貨が動いたのか」と考える力が身につくのです。

これは経済学の理論を自分で検証するような学びであり、金融リテラシーの基盤にもつながります。 将来のキャリアにかかわらず、たとえば就職活動の面接で経済に関する話題が出た際にも、こうした実体験は自分の価値を高める武器になるでしょう。

将来の資産形成に対する意識が高まる

「将来の資産形成」と聞いても、大学生のうちはまだ実感が湧きにくいかもしれません。 日々の学業やサークル、アルバイトなどで忙しく、「とりあえず貯金しておけばいいかな」くらいに考えている方も少なくないでしょう。 しかし、FXを通じて自分のお金を運用する経験は、そうした意識を大きく変えるきっかけになります。

実際に為替レートの変動を追い、世界経済のニュースに触れる中で、お金を単に「使う」「貯める」だけでなく、「増やす」「守る」という視点が自然と養われていきます。

例えば、将来の留学費用や、何か新しい挑戦をするための資金など、漠然と思い描いていた目標のために、今からどんな準備ができるのかを具体的に考えるようになるかもしれません。 FXでの小さな成功体験や、時には失敗から学ぶこともあるでしょう。 そうした経験は、将来にわたってお金とどう向き合うべきかを考えるうえで、きっと貴重な財産になります。

自由な時間を活かしてトレードの勉強ができる

大学生活は、講義や課題、サークル活動にアルバイトと、何かと慌ただしい日々かもしれません。 とはいえ、将来社会人になると日々の業務に追われ、まとまった学習時間を確保するのが難しくなるものです。 その点、大学生は比較的自由に使える時間が多いと言えるでしょう。

その貴重な時間をどう活かすかによって、得られる経験やスキルは大きく変わってきます。 FXの学習やトレードは、大学生がFXを始めるうえで、自由な時間を有効活用できる手段の一つです。

たとえば、通学中の電車内でスマートフォンから経済ニュースをチェックしたり、授業の空き時間にチャート分析の基本を学んだりすることも可能です。

外国為替市場は平日ほぼ24時間動いているため、自分の生活リズムに合わせて、夜間や早朝など集中しやすい時間帯に勉強やデモトレードに取り組むこともできます。

時間的な柔軟性が高い大学生のうちに、FXの知識や実践的なスキルを自分のペースで身につけておくことは、将来に向けた大きなアドバンテージとなるでしょう。

大学生におすすめのFX会社

GMOクリック証券

注目ポイント

大手で業界最狭水準のスプレッド

GMOクリック証券の特徴

GMOクリック証券は、少額から取引を始められる点が大学生にも魅力です。 最低1,000通貨単位での取引が可能なため、1万円前後の資金でもスタートできます。

スマホ専用アプリ「GMOクリック FXneo」は操作性が高く、外出先でもスムーズにチャートの確認や注文ができるのが特徴です。

スプレッドは米ドル/円で0.2銭(原則固定・例外あり)と業界最狭水準で、取引コストを抑えたい人にとっても有利な環境が整っています。 さらに、デモトレード機能を活用すれば、実際の資金を使わずにFXの仕組みを体験することができます。

初心者の大学生でも、リスクを抑えながら実践的に学べる点が安心材料といえるでしょう。

MATSUI FX

注目ポイント

100円程度から取引可能

MATSUI FXの特徴

MATSUI FXでは、1通貨単位から取引できるため、FXを初めて学ぶ大学生にも取り組みやすい環境が整っています。 数百円程度の資金からスタートできるため、大きなリスクを負うことなく、実際の相場でトレード経験を積むことができます。

「初めてのFXでいきなり大きな金額を投じるのは不安」という気持ちにも応える設計で、初心者でも安心して取引にチャレンジできるでしょう。 さらに、老舗の松井証券が提供するサービスという点も信頼感につながり、長く安心して利用できるFX会社といえます。

よくある質問(Q&A)

大学生がFXをやっても本当に大丈夫?
はい、大学生の方がFXを始めること自体に法的な問題はありません。多くのFX会社では、18歳以上(または20歳以上)であれば口座開設が可能です。FXを通じて経済や金融の知識を実践的に学べるというメリットもあります。
学生証は本人確認書類として認められますか?
多くのFX会社では、学生証は本人確認書類としては認められていません。本人確認書類として有効なのは、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど、公的機関が発行した身分証明書です。
どれくらいの資金から始めるのがいい?
初めてFXを始める学生の場合は、数千円〜1万円程度の少額からスタートすると良いでしょう。
多くのFX会社では1,000通貨単位など少ないロットでの取引が可能なため、無理なく実践経験を積むことができます。
慣れてきたら、無理のない範囲で1万円〜3万円程度に資金を増やすのも一つの選択です。
デモトレードでも効果ありますか?
はい、デモトレードはFXの基本を身につけるうえで非常に効果的です。実際の資金を使わずに、本番と同じような環境で注文方法やチャートの見方、相場の流れを学ぶことができます。特に初心者のうちは、リスクを取らずに取引の仕組みを理解できるため、FXに慣れるための第一歩としておすすめです。
FXって結局ギャンブルじゃないの?
FXは知識や経験、分析によって勝率を高められる投資の一種です。確かに相場の動きには不確実性があり、損失の可能性もありますが、根拠のない「勘」や「運まかせ」で取引するのは本来のFXの姿ではありません。
経済指標や為替の動向を分析し、リスク管理を徹底することで、安定した取引が可能になります。
将来に役立つスキルとしてFXはアリ?
はい、FXは将来に役立つスキルを身につける手段の一つといえます。FXを通じて、為替や経済の動きに関する知識はもちろん、資金管理、リスクコントロール、情報収集力、そして感情をコントロールする力など、社会人になってからも活かせる力が自然と養われます。また、世界経済の動きに敏感になることで、ニュースの見方やお金の使い方にも意識が向くようになります。
かんたんFXにようこそ!
デモトレードのやり方は
ここから確認することができます。
選択中の通貨(ドルやユーロ)の取引量です。Lot数を増やすと必要資金も大きくなりますが、損益額の動きも大きくなり、1回の取引で大きな利益も狙えます。