中央銀行
ちゅうおうぎんこう
中央銀行とは、国の金融政策を担う中枢的な銀行のことです。
一般の銀行とは異なり、通貨の発行や金利の調整、物価の安定、金融システムの安定などを目的として活動しています。
日本では「日本銀行(にっぽんぎんこう)」が中央銀行にあたり、米国では「FRB(連邦準備制度)」、欧州では「ECB(欧州中央銀行)」が代表的です。
これらの中央銀行は、政策金利の変更や量的緩和(QE)などを通じて、市場の金利や為替、インフレ率に大きな影響を与えます。
特にFX取引では、中央銀行の発表(政策金利の決定、経済見通し、声明文など)が為替相場に直結するため、トレーダーは常に注視しています。
中央銀行の動向を理解することは、相場予測の重要な要素のひとつです。