証拠金
よみかた:しょうこきん
証拠金とは、FX取引を行う際に取引口座に預け入れる担保金のことを指します。
これは、ポジションを持つために必要な最低限の資金であり、取引の安全性を確保する役割を持っています。
証拠金の額は、取引する通貨量やレバレッジの倍率によって変わります。
例えば、レバレッジが高いほど少ない証拠金で大きな取引が可能ですが、その分リスクも高まります。
証拠金には「必要証拠金」と「有効証拠金」の2種類があります。
必要証拠金は新たにポジションを持つ際に必要な金額、有効証拠金は口座内の残高に未確定損益を加えたもので、取引を続けるための資金の総額を示します。
もし相場が不利に動き、有効証拠金が一定の基準(証拠金維持率)を下回ると、追加で入金を求められる「追証(おいしょう)」が発生し、最悪の場合は強制的にポジションが決済されることもあります。
そのため、証拠金の管理はFX取引において非常に重要なポイントです。