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ロンドンフィックス

ロンドンフィックス

よみかた:ろんどんふぃっくす

ロンドンフィックスとは、ロンドン時間16時(日本時間では夏時間で24時、冬時間で25時)に決定される為替レートの基準値のことで、正式には「ロンドン・フィキシング(London Fixing)」と呼ばれます。
この時間帯は、世界の金融機関や機関投資家が大量の通貨取引や決済を行う重要な時間帯として知られています。

特にロンドンフィックスでは、実需取引やインデックス連動型商品の基準レートが決定されるため、一時的に取引量とボラティリティが急上昇する傾向があります。
この時間に向けて価格が大きく動いたり、直後に反転したりする動きが見られることも多く、短期トレーダーにとっては注目の時間帯です。

また、欧州時間とニューヨーク時間が重なるため、為替市場の中でも最も活発な時間帯の一つとされ、相場の方向感が決まるタイミングとしても意識されます。
この時間帯の値動きに合わせて仕掛けるトレード手法も存在し、特にロンドンフィックス前後の急騰・急落を狙う戦略もあります。

ただし、取引量が一時的に増加することによってスプレッドが広がったり、不規則な値動きが起こることもあるため、慎重な対応が求められます。

初心者は、まずロンドンフィックスが為替市場に与える影響を理解し、この時間帯の特徴的な動きに慣れることが大切です。
指標発表とは異なる、実需ベースの動きとして把握することで、トレード判断の質を高める手助けになります。


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