マイナー通貨

よみかた:まいなーつうか

マイナー通貨とは、取引量が比較的少なく、主要通貨(メジャー通貨)に比べて市場の流動性が低い通貨のことを指します。
一般的に、トレードの主軸となる米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、円(JPY)、英ポンド(GBP)などに比べ、マイナー通貨はボラティリティが高く、スプレッドも広がりやすい特徴があります。

代表的なマイナー通貨には、シンガポールドル(SGD)、香港ドル(HKD)、ノルウェークローネ(NOK)、チェココルナ(CZK)などがあります。
それらは新興国通貨ほど極端に不安定ではないものの、世界全体での取引量は限られており、価格変動が突発的になることも珍しくありません。

マイナー通貨ペアは、大手の市場参加者が少ないことから、政治リスクや経済指標の影響を受けやすく、時にはテクニカル分析が効きにくくなる場面も見られます。
また、取引時間帯によってはスプレッドが極端に広がることがあり、短期売買には注意が必要です。

ただし、マイナー通貨にはメジャー通貨にはない独自のトレンドや値動きのパターンが存在し、うまく活用すればリターンを狙えるチャンスもあります。
その反面、情報量が少なく、予測が難しい場面も多いため、事前の調査や慎重なリスク管理が欠かせません。

初心者はまずメジャー通貨で経験を積んだ上で、マイナー通貨に挑戦するのが理想的です。
市場の特性を理解し、自分の取引スタイルに合う通貨を見極める力を養いましょう。


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