グリッド取引
よみかた:ぐりっどとりひき
グリッド取引(Grid Trading)とは、あらかじめ一定の価格間隔(グリッド)で売買注文を自動的に仕掛けることで、相場の上下動から利益を得ようとするFXの自動売買手法の一つです。
この手法では、たとえば「10pipsごとに買い・売り注文を交互に出す」といったルールを設定し、価格が上下に動くたびに利益を積み重ねていきます。相場が一定のレンジ内で動いているときに特に効果を発揮し、トレンドを読む必要がないため、初心者にも人気があります。
ただし、強いトレンドが発生して一方向に相場が進んでしまうと、含み損が大きくなりやすいというリスクもあります。そのため、損切りラインや最大ポジション数の設定、資金管理が非常に重要です。
多くのFX会社では、グリッド取引を簡単に設定できる自動売買ツールを提供しており、手動よりも効率的に取引が行えるのが特徴です。