アスク
よみかた:あすく
アスクとは、FXにおける「買値(かいね)」のことを指します。
投資家が通貨を買うときに提示される価格で、FX会社(または市場の売り手)が「この価格なら売ってもいい」として表示しているレートです。
たとえば、「USD/JPY=150.10/150.12」と表示されている場合、アスクは150.12で、これがドルを買う際の価格になります。
アスクの反対はビッド(売値)で、通常、アスクのほうがビッドよりも高く設定されています。
この差をスプレッドと呼び、取引コストの一部になります。
初心者にとっては、「アスク=自分が買うときの価格」と覚えておくとわかりやすいでしょう。
売るときはビッド、買うときはアスクと使い分けるのが基本です。
価格は常に変動しているため、注文を出す前にアスクをしっかり確認することが大切です。