値幅
ねはば
値幅とは、ある一定期間内で価格がどれだけ動いたかを示す指標です。
たとえば、1日のうちで最も高かった価格と最も安かった価格との差を計算することで、その日の相場の動きの大きさを把握できます。
この差が大きければボラティリティ(変動性)が高いとされ、逆に小さければ市場は比較的落ち着いていたと判断されます。
取引のタイミングを探る際には、このような価格の動きの幅がひとつの判断材料になります。
特に短期売買では、どの程度価格が動くかによって収益チャンスの有無が大きく左右されるためです。
動きが活発な日は利益を狙いやすくなりますが、そのぶんリスクも増すことになります。
また、過去の動きと比べることで、現在の相場が通常通りか、それとも異常な状況かを見極めることもできます。
価格の高低だけでなく、その振れ幅に注目することで、より深い相場分析が可能になるのです。