長期移動平均線
ちょうきいどうへいきんせん
長期移動平均線とは、過去の一定期間(一般的には75日、100日、200日など)の終値の平均を線で結んだものです。
相場の長期的なトレンド(上昇・下降)を視覚的に把握するために使われる、テクニカル分析の基本的な指標です。
短期の価格変動に左右されにくく、滑らかなラインになるため、「大局的な相場の方向性」や「サポートライン・レジスタンスライン」として意識されることが多いです。
たとえば、価格が長期移動平均線の上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断されるのが一般的です。
FXにおいては、長期移動平均線と短期移動平均線の交差(ゴールデンクロス・デッドクロス)などを組み合わせて、エントリーポイントを見つける分析にも活用されます。