スプレッド
すぷれっど
スプレッドとは、FX取引において「通貨の買値(Ask)と売値(Bid)の差」のことを指します。
例えば、米ドル/円のレートが「買値:150.10円」「売値:150.08円」だった場合、スプレッドは「0.02円(=2銭)」となります。この差が実質的な取引コストとなり、スプレッドが狭い(小さい)ほど、トレーダーにとっては有利です。
スプレッドはFX会社によって異なり、同じ通貨ペアでも会社ごとに設定が異なります。また、取引量が多い「メジャー通貨ペア」ではスプレッドが狭く、流動性の低い「マイナー通貨ペア」では広がる傾向にあります。
また、経済指標発表時や市場が急変動しているときには、通常よりもスプレッドが大きく広がることがあるため、取引タイミングには注意が必要です。
FX初心者が口座を選ぶ際には、「スプレッドの狭さ」も重要な比較ポイントになります。